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89 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
アメリカ東海岸では今カニかまぼこがブーム

米で「カリブ」人気 スギヨ 山盛り陳列で売り上げ1.5倍

 米国で、スギヨ(七尾市)のカニ風味かまぼこ「ロイヤルカリブ」の人気が高まっている。
現地大手スーパーに採用され、米国北部から西、東海岸へと販路を拡大。
包装されていない商品を山盛りで並べるなど客の目を引く陳列方法を取り入れ、売り上げを従来の1・5倍に伸ばしている。

 カリブは、米国ではワシントン州の現地子会社スギヨUSAが製造し、「アラスカン・スノー・レッグ」の商品名で販売している。

 売り上げが伸び始めたのは昨年夏。大手スーパー2社で取り扱いが始まり、
現地採用の女性社長らが「普通に売っていてもインパクトがない」としてカリブ20キロ分をそのまま並べ、
量り売りする方法を店側に提案。これが「豪快で本物のカニ足に見える」などと客の目を引き、パーティーパックも売れだした。

 スギヨによると、現地の「カニかま」は1ポンドで2ドルが相場だが、カリブは6ドルに設定。それでも多くの「カニ好き」がリピーターとなっているという。

 販路はワシントンをはじめ、スーパーがチェーン展開するカリフォルニア、テキサス、アラスカなどに広がっている。
生産はフル稼働状態で、状況をみて増産も検討する。スギヨの担当者は「見せ方一つで評価は変わる。
日本でもこうした売り方ができるか考えたい」としている。

http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20100801303.htm