ゲイはエイズに気をつけろよ エイズ会議始まる−ウィーン
【ベルリン時事】エイズウイルス(HIV)感染者への支援策や感染拡大防止策について、
各国の専門家や政府当局者、医療関係者が話し合う国際エイズ会議が18日夜、ウィーンで始まった。
参加した支援団体などは会議で、対策推進に向けた支援金の拠出を国際社会に呼び掛けた。
国連の潘基文事務総長はビデオメッセージで、感染拡大が抑えられるなどエイズをめぐる状況は改善しつつあると指摘しながらも、
「一部の国はエイズ支援を縮小している」と懸念を表明。
また、国際エイズ学会のモンタナー会長は「(債務危機に陥った)ギリシャへの支援金はどこからともなく拠出されるのに、
エイズ支援は無視されている」と述べ、各国に資金援助を促した。
19日にはクリントン元米大統領やマイクロソフトのビル・ゲイツ会長が出席。
23日までの会期中、185カ国以上から約2万人が参加する。(2010/07/19-18:44)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010071900303