交際相手の長男を山中で暴行、日常的に虐待の疑い
福岡県警筑紫野署は16日、交際する女性(32)の長男(9)を山中で暴行したとして、
同県那珂川町五郎丸1、自称専門学校生武内洋造容疑者(29)を傷害容疑で逮捕した。「精神を鍛え直すためにやった」と容疑を認めているという。
発表によると、武内容疑者は6月13日午前3時半頃、小学4年の長男を自宅から約10キロ離れた同町五ヶ山の山中まで車で連れ出し、
顔や胸を殴るなどして約2週間のけがを負わせた疑い。
武内容疑者は1年半前から女性の家族と同居。この日は長男を山中で暴行し、約30分間置き去りにした後に再び家に連れ帰ったという。
長男は「1年ぐらい前から繰り返し暴行を受けていた」と話しており、腕立て伏せや腹筋を強要されたり、キャッチボールで球を落とすと、殴られたりすることもあったという。
同県福岡児童相談所(福岡県春日市)から6月22日に「男児が虐待を受けているようだ」との通報を受け、同署が調べを進めていた。
日常的に暴行した疑いもあるとみて追及する。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100716-OYS1T00705.htm