2010参院選:若者よ、投票へ! CM、うちわで呼びかけ−−県選管 /福井
県選管は参院選での若者の投票率を上げようと、若者を選挙啓発CMに起用するなど投票の
呼びかけに力を入れている。
県選管によると、前回参院選(07年)の県全体の投票率は63・25%で全国平均(58・64%)
を上回った。しかし県内の標準的な投票率を示すある投票区で調査した結果、20〜24歳の投票
率は24・58%にすぎないことが分かったという。
今回の参院選では、18〜25歳の若者有志が結成した選挙啓発グループ「CEPT」をCMやチ
ラシ、卓上広告などに起用。福井大キャンパスでは、うちわなどを配って投票を呼びかけるイベン
トも開いた。
また、インターネット検索サイト「ヤフー」に県内在住者がアクセスすると、時々、県選管にリンク
したバナー広告が出る仕掛けも。県選管は「若い世代ならではの、政治に対する意見もあるはず。
選挙は意見を反映するチャンスなので、投票に行ってほしい」と期待を寄せている。【幸長由子】
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20100711ddlk18010382000c.html