皆既日食:12日未明、南太平洋で 和歌山大がネット中継
地球と太陽の間を月が横切り、太陽が完全に隠れる「皆既日食」が日本時間12日未明、南太平洋上の広い範囲で観察される。
日本国内では直接見られないが、和歌山大宇宙教育研究所などはスタッフを派遣してインターネット中継をする。
今回観察可能な陸地は南太平洋の島々と南米アルゼンチン、チリ。真っ暗になる時間は一番長い場所で5分25秒程度という。
和歌山大は仏領ポリネシアのハオ島にスタッフを派遣。ハオ島は最も雨が降る可能性が低いと判断したという。開始時間は、日本時間午前3時40分ごろ。
ほかの関連団体もクック諸島(開始は午前3時19分)やイースター島(同午前5時8分)にスタッフを派遣し、中継する。
日食中継の「ライブ!エクリプス2010」ホームページはhttp://www.live−eclipse.org/
http://mainichi.jp/select/science/news/20100710k0000e040016000c.html ライブ!エクリプス2010
http://www.live-eclipse.org/