宮崎駿「アリエッティ見て泣いちゃった」
映画は、イギリスの作家メアリー・ノートンの児童文学「床下の小人たち」を基に、身長10センチほどの少女アリエッティ(志田)と、人間の少年・翔 (神木)の出会いと、交流を描いた作品。
宮崎駿氏が企画と脚本を務め、米林監督がスタジオ史上最年少の監督デビューを果たしている。
声優初挑戦となる志田は「初めてで緊張しましたが、スタッフの方が優しくしてくださいましたし、神木くんも「大丈夫だよ」と言ってくれたので、楽しく収録ができました。アリエッティの無邪気な一面が見られて、いいお話だと思います」とコメント。
神木は「翔は本当に難しい役で試行錯誤が続きましたが、自分が表現したいことは声で表現することができました」と振り返った。
プロデューサーの鈴木氏は「この映画を観た後、宮崎さんの第一声は「俺、泣いちゃった」だったんですけど、その後、「俺も負けないように頑張る」と言ってました。
この映画が“新しいジブリ”の始まりではありますが、古い方も忘れないでほしい」と述べると、米林監督は「(試写の時)僕の真後ろに宮崎さんが座っていたので、スゴい顔をして怒っているんじゃないかとドキドキしていました」と笑顔を見せ、報道陣の笑いを誘っていた。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/cinema/cnews/20100702-OYT8T00520.htm