オーストラリアFWキューウェル、大国有利のジャッジに不満
2010年W杯のグループリーグで1勝1分1敗に終わり、決勝トーナメントへ駒を進めることができ
なかったオーストラリア。同代表のFWハリー・キューウェルが現地時間27日、大国有利に審判が
行なわれているとして不満をこぼした。ロイター通信が報じている。
グループリーグ第2節のガーナ戦において、、ゴールライン付近でハンドを犯して一発退場処分
を下されたキューウェル。この判定は物議を醸したが、キューウェルは「我々のような国が問題に悩
まされ、大国がそうでない時、FIFA(国際サッカー連盟)は何をしているんだ?」と自国メディアに
不満をぶちまけている。
さらに同選手は、「フェアプレーをするように言われているし、我々はそうしていると思う」と続ける
と、「大国に何かを言う気はないが、彼らは自分たちの名前と国のレベルにおいて許されているこ
とがある」とまくし立てた。
オーストラリアはグループリーグ最終節でセルビアを2対1で下し、勝ち点でガーナに並んだもの
の、得失点差で決勝トーナメントに進むことはできなかった。セルビア戦ではMFミロシュ・クラシッ
チがシミュレーションと見えるプレーをしていたが、警告を受けなかったことについてキューウェル
は、「シミュレーションはイエローカードにすべきだと言われている。しかし、カードはどこで出され
たんだ?」と怒りを爆発。「クラシッチを許すつもりはない。彼はチームのためにPKを獲得しようと
した。だけど、それで罰せられることはなかったね」と話した。
http://southafrica2010.yahoo.co.jp/news/ndetail/20100628-00000019-ism-socc 依頼67