こどものじかん
1日1時間以上育児を 大野城で「九州・山口パパサミット」 50人参加 実情発表や討論
父親に育児参加を呼び掛ける「第1回九州・山口パパサミット」が20日、大野城市の大野城まど
かぴあであった。九州・山口各県の父親ら約50人が参加し、「1日1時間以上の育児を目指す」な
どの「九州パパ宣言」をした。
NPO法人「ファザーリング・ジャパン九州」=福岡市博多区=が父の日に合わせて開催。
サミットでは各県代表者が子育ての実情を発表。佐賀県の看護師谷口忠さん(39)は2児の父
親。育児に積極的だった自身の父親の話を織り交ぜながら、「育児にかかわる自分の姿を子ども
たちが見て育ってほしい」と話した。
その後の公開討論会では、朝の30分を使って子どもと触れ合ったり、会社で子どもの自慢話を
したり、父親が育児にかかわりやすくする環境作りについての意見が出た。また、九州・山口8県
のうち、父親の一日の育児時間が全国平均(56分)を上回るのは福岡県だけであることも指摘さ
れた。
宣言では、1日の育児時間に関して8県がいずれも全国のトップテン入りを目指すことも盛り込ま
れた。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/179506