日本年金機構の職員がOBに入札情報漏らす(06/17 05:58)
年金記録を照合する業務の入札をめぐり、日本年金機構の職員が入札に参加した会社に事前に情報を漏らしていたことが分かりました。
年金機構は、この職員を警察に告発する方針です。
日本年金機構によると、先月行われた年金記録の照合業務に関する入札で、
40代の男性職員が入札の評価基準などが書かれた「仕様書」を公表前に参加した会社に漏らしていたということです。
この会社には、年金機構の前身の旧社会保険庁のOBが在籍していて、この OBにメールで4回にわたって情報を提供していました。
男性職員は便宜供与や金銭のやり取りは否定していて、「以前、同僚だったので意見を聞きたかった」と話しているということです。
年金機構は男性職員を警察に告発する方針です。年金記録の照合は秋から全国29カ所で行われる予定で、
OBの在籍している会社はこのうち2カ所を落札しています。
http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/200617001.html