南ア特需で機能マヒしたバーガーショップを老紳士が颯爽と救出
[ヨハネスブルク 14日 ロイター]
サッカー・ワールドカップ(W杯)観戦のため南アフリカを訪れていた料理店主の71歳の男性が、
田舎町でサポーターが殺到してパニックとなっているハンバーガー店を見かね、「助っ人」に入るという出来事があった。
ギリシャ出身で米国在住のコスタス・カンボウロポウロスさんは、12日にルステンブルクで行われた米国―イングランドの
試合後にドライブインに立ち寄ったところ、普段なら閑散とした店で、たった1人の従業員を相手に大勢の客が注文を叫んでいた。
レストランを経営して50年というカンボウロポウロスさんはすかさずカウンターの内側に入り、
コーヒーを入れるなどして手助け。一緒にいた息子も注文を取ったりごみを片付けたりした。
この予定外の仕事に対する賃金は受け取らなかったが、店主は握手と笑顔、たっぷりのコーヒーを振る舞ったという。
ttp://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-15827820100615