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番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:
スレタイ:音楽関係者「最近の歌謡曲は自分語り、自分探し、傷なめ合い系でテンプレばかり」
民放ゴールデン枠の人気音楽番組が、どんどん懐メロに比重を置いた放送内容になってきている。
『HEY! HEY! HEY!』(フジテレビ系)は、2009年あたりから松村邦洋や半田健人、クリス松村など懐かし
歌謡曲に強いタレントをゲストに呼んで語ってもらう企画がメインになって久しく、『うたばん』(TBS系)
からリニューアルした『ミュージックアワー』(同)も往年の歌手をメインゲストに迎えることが多く、リニュ
ーアル前よりも懐メロカラーは強まっている。そして『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)でも、
"バースイヤーソングス"と銘打ち、毎週ある年にスポットをあてて、その年生まれの人に自分たちが
生まれた年のヒット曲を聴いてもらうというコーナーを、現在プッシュ中だ。
この揃っての懐メロシフトには、何か理由があるのだろうか。あるテレビ関係者が言う。
「今歌番組って、視聴率がまったく取れないんですよ。旬のアーティストを呼んで普通にやっても、ヒトケタ
が当たり前になってきているんです」
特に上記3番組はそれぞれ長寿番組(『〜アワー』は『うたばん』期も含める)でもあるが、視聴率が低迷し
ても続く理由はと言えば、「"音楽番組の枠"、というものを残したいというのがあるんですよ。MCもそれぞれ
それなりの大物を起用しています。MCとのつながりも含めて、やめるわけにはいかないんです」(前出関係者)
そこで、テコ入れを模索した結果、着地したのが「懐メロ」企画ではないかという。
「今、歌番組を見ている中心の層が40代ぐらいになってきています。その層にアピールするための構成、ゲスト
選びになっていますね。『ヤバいときにはこれを使え』と言われる、ラーメン、動物に続くジャンルになってきて
いるみたいですね」
(つづく)