白人様 「日本のRPGは開発者の自己満足のオナニー」

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1 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です

昨今、日本のロールプレイングゲームがJRPGと揶揄され語られる機会がよく見られます。確かに
最近の国内RPGは海外への訴求力の低下や大きな既視感、そして次々と消費され続ける記号的な
キャラクター性への依存など多くの問題が散見されます。しかしそんな中、”Demon’s Souls”の
海外での大きな成功など、注目すべきタイトルも登場しています。

先日IndustryGamersがBioWareのGreg Zeschuk氏にインタビューを行い、このJRPGの問題に
ついて言及、非常に厳しい苦言を呈しています。

まずIndustryGamersは昨今の日本のRPGに纏わる状況が非常に疑わしい物であると述べ、数年
にわたって日本のトップを走るRPGタイトルが革新をもたらしていないと主張、この状況により
BioWareやLionhead、Bethesdaと言ったデベロッパが多くのRPGプレイヤーに対してプレゼン
スを提供する機会となったと分析しています。

そしてBioWareのGreg Zeschuk氏は「私は、日本のデベロッパが長い時間を掛けて大きく自己
満足になってしまったと考えています」「彼らが同じ物を作り続けたので、ある意味では私たち
海外デベロッパに私たちのプレイスタイルのRPGを参入させる”空き”を作ってしまった」と語っ
ています。

さらにRPGだけでなく日本市場そのものがますます弱くなったと述べたZeschuk氏は、日本市場
を「かつてはとても強力なゲーム市場でした」と述べ、現状散見される従来の物となんら変わら
ないトラディショナルで、構造的で、保守的な作りのPRGが売れなくなっていると分析し、「全
ての人が常に革新を行わなければならず、以前行った事をベースに新しい機会を探すべきだ」と
発言。

しかし売れなくなってきた現状から日本のデベロッパに変化が起こり始めていると発言した
Zeschuk氏は、確固たる開発哲学を持っていれば、革新を続けなければ時代遅れになる事は自明
の理である事を強調しました。

http://doope.jp/2010/0614953.html