国道沿いの側溝に切断遺体 新潟、死体遺棄事件で捜査
25日午前10時35分ごろ、新潟県村上市蒲萄(ぶどう)の国道7号沿いの側溝の中に、
ひざ付近で切断された人の両足があるのを通りがかりの男性(58)が見つけ、110番通報した。
すぐ脇にあった布の包みの中から男性の胴体も見つかり、胸や腹に刃物による刺し傷が数カ所見つかった。
県警は同一人物の遺体とみて、死体遺棄事件として捜査を始めた。殺人事件の可能性もあるとみている。
県警によると、遺体があったのは、ドライバーの休憩所にもなっている回転場の脇。
胴体は裸で、首から上と両手首から先がなかった。刺し傷は体の前面にあった。
胴体は布でくるまれ、外側からビニールひもなどで縛ってあったという。
県警は26日に司法解剖する予定で、身元の特定を急いでいる。
国土交通省羽越河川国道事務所によると、現場付近は1日5800台の車が行き交うが、
近くに民家や店舗などはなく、人通りはないという。
http://www.asahi.com/national/update/0525/TKY201005250330.html