空気から酸素分離、低コストで 京大など

このエントリーをはてなブックマークに追加
1依頼205

空気から酸素分離、低コストで 京大など
2010/6/7 19:56

 京都大学の北川進教授、松田亮太郎特任准教授らは、空気から酸素だけを低コストで
分離する技術を開発した。ナノ(ナノは10億分の1)メートルサイズの小さな穴が多数空いた
新材料を活用。肺機能が低下した人に効率よく酸素を供給するための小型装置開発などに
応用できる可能性がある。米科学誌ネイチャー・ケミストリー(電子版)に7日掲載された。

 空気の主成分は窒素と酸素。分子の大きさや性質が似ているため分離が難しい。現在は
酸素を活性炭などに吸着させる手法が一般的だが、大きなエネルギーで圧力をかける必
要がある。

 新技術は電子を出し入れしやすい有機物質などを亜鉛に混ぜた「金属錯体」と呼ばれる
材料を使う。エンドウ豆のサヤのような細い筒状構造で、伸縮しながら口の部分が開いたり
閉じたりする。

 セ氏零下196度、常圧の環境で実験し、酸素を吸着することを確認した。電子をもらいやすい
酸素の性質によって、錯体の口が開いたという。同じ条件で窒素は吸着しなかった。今後は
常温でも酸素を分離できる材料の開発を目指す。

 活性炭など従来の材料を新材料に置き換えると分離装置の大きさを約半分にでき、
運転コストを約2割削減できる見通しだ。医療用の酸素ボンベなどに代わる小型装置を
作れるとみている。

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E2E5E2E1818DE2E5E2E4E0E2E3E29180EAE2E2E2;at=ALL
2 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2010/06/07(月) 20:18:37 ID:i7QpBOhwQ
ぼくのオナラから酸素分離してください
3 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
酸素の沸点を考えると常温で使えるようになる気がしない