苫小牧署は4日、電柱に登って電線を盗んだとして、住所不定、とび職平岡佳基容疑者(49)を窃盗容疑で逮捕した。
平岡容疑者は、電線を工具で切断した際に感電、ショックで高さ約10メートルから転落し腰を強打して動けなくなっているところを電力会社の社員に見つかった。
平岡容疑者は腰の骨を折り入院したが、回復したため逮捕された。
発表では、平岡容疑者は今年2月、苫小牧市樽前の電柱に脚立を使ってよじ登り、電線11本(時価約2万3000円相当)を盗んだ疑い。
電力会社の職員は、送電障害の警報を受けて出動し、路上で苦痛の表情を浮かべ倒れている平岡容疑者を発見、救急車を呼んだという。
平岡容疑者は容疑を認めているという。
(2010年6月4日20時45分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100604-OYT1T00951.htm?from=main4