■ スイス合宿の日本代表、守備的布陣をテスト
サッカーのW杯南アフリカ大会に向けてスイスで合宿中の日本代表は27日、本田(CSKAモスクワ)を1トップのFWに入れて、
ボランチに3人を並べる守備的な布陣を紅白戦でテストした。
午前中の練習では、ピッチの4分の1を使った10分ハーフの紅白戦が行われた。主力組に入った本田は前半が右MFで、後半
は最前線に張り、ポストプレーでの力強さも見せた。「周りの選手に前を向いてプレーさせたり、振り向いて自分でシュートを打ちた
い」と、FWでの狙いを語った。
中盤は、底の位置に阿部(浦和)が入り、その前に長谷部(ウォルフスブルク)と遠藤(G大阪)が並んだ。岡田監督によると「強力
な2トップの相手に対応するための形」という。
前日まで故障で別調整だったMF中村俊(横浜M)とDF闘莉王(名古屋)も全体練習に復帰。闘莉王は主力組でプレー。ケガが治
り切っていない中村俊は後半だけ控え組に加わり、「左足首(のけが)と一緒に体調も上げていきたい」と話した。
- 読売新聞 -
http://www.yomiuri.co.jp/wcup/2010/news/japan/news/20100527-OYT1T01065.htm