宮崎県警は24日、畜産関係の団体職員を名乗る男2人が22日、同県西都市内の民間企業を訪れ、
応対した事務員に県内で感染拡大している口蹄疫被害に対する義援金の拠出を持ち掛け、
そのまま姿を消していたことを明らかにした。被害はなく、県警は詐欺未遂の可能性が高いとみて調べる。
県警によると、男2人は22日午前9時半ごろ、企業の事務員に「口蹄疫の発生に伴い、義援金をお願いします」と持ち掛けた。
事務員が社長に連絡している間に2人とも姿を消したという。
県警によると、2人組の1人は40代とみられ、身長170センチ前後の中肉で緑色の作業服を着ていた。
もう1人は60代ぐらいで身長165〜170センチの中肉。上下とも黒っぽい服装だったという。
県警は、同様の義援金を装った金品の要求に注意を呼び掛けている。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010052401000936.html