5月24日20時58分配信 時事通信
宮崎県の口蹄(こうてい)疫問題で、政府は24日、県から救済要望があった種牛49頭の扱いについて従来の方針通り殺処分することを確認した。
一方、これらの種牛とは別に特例措置として避難させた6頭の優良種牛のうち、感染の疑いで処分された1頭を除く5頭に関しては経過観察を続ける。
現地の政府対策本部長の山田正彦農林水産副大臣が鳩山由紀夫首相、赤松広隆農水相らとの会談後、公表した。
殺処分の方針確認を受け、東国原英夫県知事は記者団に「本当なら残念だ。われわれの思いとしては種牛の特殊性をかんがみていただきたい」
と語った。また、山田副大臣は、優良種牛5頭に関し「感染の可能性が高いと思う」と指摘。新たに感染疑いが確認された場合には「直ちに農水相
と相談したい」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100524-00000168-jij-pol 依頼27