国の特別史跡「登呂遺跡」(静岡市)で1月、復元住居の屋根が壊された事件で、静岡県警静岡南署は17日、
同市内に住む14歳の男子中学生3人を静岡地検に書類送検、当時13歳の男子中学生1人を補導し、児童相談所に通告した。
同署によると、男子生徒らは「チャンバラ遊びがしたかった」などと話し、容疑を認めているという。
同署の調べでは、男子生徒らは1月7日午後11時半ごろ、登呂遺跡で復元された弥生時代の竪穴式住居2棟のかやぶき屋根に上り、
かや材約500本を引き抜いたり、屋根を支える木材約35本を折るなどして壊した疑いが持たれている。市が損壊部分を補修した。
同市文化財課は「職人による手作業のため修復に時間がかかる。まねしないでほしい」と話している。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100517/crm1005171703022-n1.htm