猫虐待、かけられたのは毒劇物か
東京・世田谷区で背中にやけどをした猫が相次いで見つかった事件で、
専門家などへのその後の取材で猫にかけられたのは塩酸などの毒劇物とみられることが分かりました。
世田谷区では、去年4月から20匹以上の猫が背中にやけどをしているのが見つかっています。
警視庁は動物愛護法違反の疑いで調べていますが、
東京農工大学の教授が今月初めに保護された2匹の猫について症状を調べたところ、
「塩酸などの毒劇物をかけられたこと」が原因とみられることが分かりました。
「塩酸や硝酸をかけると、ああいうやけど、炎症を起こす。
強アルカリ性か、強酸性系の強い化学薬品がかけられた(とみられる)」(東京農工大学附属動物病院 伊藤 博 教授)
また、猫を保護したNPO法人によりますと、別の猫2匹は容体が悪化し、死んだということです。
警視庁も地域住民から情報提供を求めるなど、調べを進めています。
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