手製コンピューター、宇宙でコンペ 18日作品打ち上げ

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手製コンピューター、宇宙でコンペ 18日作品打ち上げ
http://www.asahi.com/science/update/0513/SEB201005130003.html

 学生が手作りした宇宙用のコンピューターの耐久性を競うコンペが、
実際の宇宙空間で繰り広げられる。
全国20の大学・高専が共同開発した小型衛星に積み込み、
18日朝、金星に向けて鹿児島・種子島から打ち上げる。
激しい温度変化や強い放射線など過酷な環境で、自分たちの技術がどこまで通用するか。
学生たちは前例のない「宇宙コンペ」の開催を心待ちにしている。

 この衛星は「UNITEC(ユニテック)―1」。一辺35センチの立方体で重さ約21キロ。
日本初の金星探査機「あかつき」を打ち上げる大型ロケットH2A17号機に相乗りする。
上空約7千キロで分離され、あかつきを追うように飛行。約200日かけて金星に近づく。
地球の重力圏を外れた「深宇宙」を目指す大学衛星は世界初だ。

 衛星上で耐久レースに挑む宇宙用コンピューターは、
応募があった10大学のなかから、熱や振動の試験などをクリアした6台。
東京理科大、北海道工業大、高知工科大、東北大、電気通信大、慶応大のチームが、
それぞれ10センチ四方の基板上に工夫をこらして回路を組みたてた。
部品は東京・秋葉原などで調達した。

 厳しい宇宙環境でも壊れずに起動するか、
受け取ったデータを判断して正しい返信メッセージを出せるか、などを
メーンコンピューターが定期的にテストし、
結果を電波で地上に送る。最後まで正常に動いたものが1位となる。
(つづく)
>>1のつづき)
 舞台となる衛星本体も試される。地球から遠ざかっていくため、
送信に必要な電力は大きく、30分間の送信のため、
約2時間半通信を止めて太陽電池でフル充電にあてる。
安くシンプルに作ったため、自らの姿勢を変える装置は積まず、地上から指令も受けない。
衛星が発する電波を地上でとらえる以外に衛星の状況を把握できない。

 企画したのは学生の衛星作りを支援するNPO、大学宇宙工学コンソーシアム。
17号機を打ち上げる宇宙航空研究開発機構の相乗り衛星公募を受けて
現理事長の中須賀真一東京大教授が2008年春に呼びかけ、
各地の宇宙関連の学生や教員ら約50人が参加した。

 まとめ役の木村真一・東京理科大准教授(宇宙システム)は
「小さな衛星に『世界初』がたくさん載っている。
未来につながる成果を残したい」と意気込んでいる。(安田朋起)

     ◇

 参加した大学・高専はコンペの6校のほか以下の通り。

 愛知工科大▽秋田大▽大阪府立工業高専▽大阪府立大▽香川大▽鹿児島大▽九州大
▽九州工業大▽創価大▽東海大▽東京大▽東京工業大▽都立産業技術高専▽ 北海道大

http://www.asahi.com/science/update/0513/images/SEB201005130015.jpg

H2Aロケットに取り付けられる小型衛星「UNITEC―1」。
全国20の大学・高専が共同開発した=4月26日、
鹿児島県の種子島宇宙センター、大学宇宙工学コンソーシアム提供
http://www.asahicom.jp/science/update/0513/images/SEB201005130014.jpg
3 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2010/05/16(日) 15:05:16 ID:uvd8IbeA0
金星に突っ込んで硫酸の雲で溶ける実況とかやるのかと思いきや観測機器は載ってないのね。
4 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2010/05/16(日) 15:17:35 ID:tqRwa5V70
鉛で囲んだチームが勝ちとか
うん