ニュース総合スレ　大安

放火容疑で１０歳男児を送致　東京・練馬

　今月３日、東京・練馬区にある雑貨販売店が全焼、一家４人が死傷した事件で、練馬署は１２日、
近くに住む男児（１０）を放火の疑いで児童相談所に送致した。調べに対し男児は「いじめられた仕返しだった」と話しているという。

　火災があったのは練馬区で雑貨販売を営む「剛田商店」。今月３日夜８時頃、家屋から火の手が上がっているとの通報が消防にあった。
火災は同日９時２０分に鎮火したが、この家に住む剛田小助さんほか家族３人がやけどを負って重傷、娘（８）が一酸化炭素中毒で死亡した。

　焼け跡からは「ドリームマッチ」と書かれたマッチが数本とガソリンをまいたあとが見つかったため、
練馬署は放火事件と判断。付近の住民から不審な人物がいなかったか調べを進めていた。

　今月になって眼鏡をかけた子どもの目撃証言が複数得られたことから、慎重に捜査を続けていたが、
容疑が固まったとして、１２日近くに住む１０歳の男子児童を放火の疑いで児童相談所に送致した。

　調べに対し男児は、この家に住む同級生の男児に日ごろから殴られるなどしていじめられていたことへの仕返しだったと話している。
また「たまには自分の力でなんとかやってみようと思ったが、加減が分からなかった。」と反省の態度も見せる一方で、
「タイムマシンで何とかするから。」と意味不明なことも話しているという。

　２人をよく知る同級生の男児は「（被害男児は）いつも暴力をふるって、同級生から漫画やラジコンを取り上げていた。
返してほしいと頼んでも『いつおれが返さないと言った？　永久に借りておくだけだぞ。』と言って返してくれなかった。
草野球でも『エラーなんかした奴は殺してやるから。』と脅して怖い思いをしていた友人も多く、いつかこういうことになるんじゃないかと心配していた。」と話す。

　練馬署では被害児童の回復を待って、人間関係にトラブルがなかったかなど詳しい事情を聴く方針だ。

http://kyoko-np.net/2010051301.html