居眠り中に毒グモに急所かまれて16日間入院
【ウェリントン14日AFP時事】当地の14日の報道によると、
ニュージーランドを訪れていたカナダ人観光客が浜辺で裸で泳ぎを楽しんだ後、
そのままの姿でうとうとと居眠りをしてしまい、急所を毒グモにかまれて大騒ぎとなった。
22歳の男性が居眠りから目覚めたところ、急所がはれて痛み、赤いかみ跡があった。
病院へ着くころにはぱんぱんにはれ上がり、血圧が上昇して心臓は早鐘のように打った。
胸が痛み出すなどそのほかの症状も表れ、浜辺に住む毒グモのカティポにかまれたと診断された。
カティポはニュージーランドに生息する毒グモで、
オーストラリアに多いセアカゴケグモや北米のクロゴゲグモの近縁種。猛毒があり、かまれると時には命を落とすという。
男性は解毒治療を受けて快方に向かっていたが、心臓に炎症を起こしたため、16日間も入院する羽目になった。
医師は「かまれ所が悪かった」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100514-00000109-jij-ent