5月10日から予約受付が開始され、あとは5月28日の発売日を待つのみとなったAppleのタブレット型端末「iPad」ですが、
Appleの日本法人は3G通信に対応したモデルはソフトバンクモバイルのみでしか利用できないようにSIMロックが施されていることを明らかにしています。
しかしこの件について、AppleのCEO(最高経営責任者)であるスティーブ・ジョブズに直接問い合わせた人がおり、
「日本向けiPadにSIM ロックは施されていない」という驚くべき回答があったことが明らかになりました。にわかには信じがたい話ですが、いったいどういうことなのでしょうか。
Doug氏はスティーブ・ジョブズに送信したメールの中で、アメリカで販売されている3GモデルのiPadはSIMフリーである上に、
月額30ドル(約 2800円)の定額通信サービスを提供するAT&Tはユーザーに最低契約期間を強制することもなく、素晴らしいものであると述べています。
そして日本向けのiPadについて、定額サービスの利用料金は2910円(月月割適用時)で2年契約が必要であることを挙げ、
さらにSIM ロックのせいでアメリカを旅行している間はAT&Tの通信サービスを利用することができないにもかかわらず、
アメリカで販売されているiPadはSIMフリーであるため、日本に持ち込んでソフトバンクモバイルのSIMカードを挿入すると通信サービスを利用できるという、不公平な状態であることを指摘しています。
この問い合わせに対してスティーブ・ジョブズが行った回答は以下。訳すと「日本で販売されるバージョンのiPadは実際には国際的なSIMカードに対応しています」という内容に。
Actually, the version of iPad sold in Japan does accept international SIMs.
スティーブ・ジョブズの回答はAppleの日本法人がGIGAZINE編集部の問い合わせに対して行った「ソフトバンクモバイルのSIMロックが施されている」という回答と全く異なる内容となっていますが、いったいどういうことなのでしょうか。
全文はソース
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100513_ipad_sim/