老舗和菓子店「両口屋是清」は5月13日(木)より、東急百貨店東横店の西館8階催物場で
開催される「大なごや祭in渋谷 名古屋でらうま市」に出展し、「武将物語 両口屋是清の千なり」の
実演販売を行うほか、「両口屋是清の本丸御殿もなか」を販売する。(デパチカドットコム)
同展は、「名古屋開府400年祭」を記念して開催される記念イベントの一つ。会場では、なじみの
「名古屋めし」を中心に、愛知県の特産物や弁当・総菜の実演販売、イートインなど45店舗が並び、
名古屋独特の食文化を紹介する。
同展出展に際し、同店が力を入れるのが「実演販売」。これまで地元名古屋の百貨店でも
数年に1度程度の割合でしか実演販売を実施してこなかったが、今回「手焼きのおいしさを
味わってほしい」と首都圏では6年ぶりとなる実演販売を決めたという。「手焼きでは生地など
材料の配合に気を使わなければいけないし、日持ちもしないが、出来たてならではのふんわり、
しっとりしたカステラ風の生地を楽しんでいただけるはず」と同ブランド広報の中嶋克博さんは意気込む。
実演販売する「武将物語 両口屋是清の千なり」は、千なりひょうたんの焼き印でなじみ深い
「千なり」をベースに、和菓子職人が焼きたてを用意する。生地の表面には、天下取りの
三英傑といわれる織田信長、豊臣秀吉、徳川家康のキャラクターと、それぞれの家紋を焼き印に。
生地の中の粒あんには、北海道小豆と丹波大納言小豆を使う。サイズは通常の「千なり」よりも
小さめで、直径8センチ。価格は1個121円で、各日1,000点限定。
もう一つの「両口屋是清の本丸御殿もなか」は、「名古屋開府400年祭」を記念した
特別限定菓子で2種類の味わいを展開する。1種類は、名古屋城本丸御殿をかたどった
最中生地に白みそを使ったみそ餡を詰めたもの。もう1種類は、尾張藩初代藩主の徳川義直の正室、
春姫の嫁入り籠をかたどったピンクの最中に伊豆産の大島桜の葉と小田原産八重桜の花を使った
さくら餡を詰めたもの。価格は1箱6個入り(2種類×各3個ずつ)1,050円で、数量限定で用意する。
同品の売り上げの一部は、本丸御殿積立基金に寄付するという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100511-00000042-minkei-l13 依頼305