日揮と三菱商事と産業革新機構、豪で水道事業大手を買収
本邦初の官民連携による豪州水道事業会社の買収
三菱商事株式会社(代表取締役社長:小島順彦、以下、「三菱商事」)、
株式会社産業革新機構(代表取締役社長:能見 公一、以下、「産業革新機構」)、
日揮株式会社(代表取締役会長兼CEO:竹内 敬介、以下、「日揮」)及び Manila Water Company, Inc(以下、「MWC社」) は、
英国United Utilities社(以下、「UU社」)と、同社が保有する豪州の水道事業会社United Utilities Australia Pty Limited社
(以下、「UUA社」)及び関連会社の株式を100%買収することに合意しました。
尚、合意した企業価値は225百万豪ドルとなります。(株式取得金額:176百万豪ドル、継承する債務:49百万豪ドル)
本件は、産業革新機構が参加することにより、本邦初の海外水ビジネスにおける官民連携案件となります。
UU社は、英国において約700万人に給水する英国最大手の水道事業会社で、1991年にUUA社を設立、
現在UUA社は豪州において、上下水道、海水淡水化、工業排水処理、再生水など14の事業を行い、約300万人に給水を行なっています。
今後、三菱商事、産業革新機構、日揮及びMWC社は、豪州に新会社を設立し、UUA社の14事業を承継、
豪州における水ビジネスの展開に邁進していく予定です。
海外水事業の展開も含め、新会社が世界の水市場における
日本の民間企業・公的組織の技術・ノウハウを結集したプラットフォームとなることも期待しています。
http://www.ecool.jp/press/2010/05/post-574.html