ふなずしの臭いを家庭でも堪能しよう くんかくんか

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ふなずし 家庭で継承を 滋賀県漁連がニゴロブナ塩切り販売

滋賀県漁業協同組合連合会は、ふなずしの材料となる塩切り(塩漬け)した琵琶湖産ニゴロブナの販売を始めた。
ニゴロブナの漁獲量が復活の兆しを見せていることから、家庭でも天然ものを使ったふなずしを作ってもらい、湖国の食文化継承を目指す。

塩切りは、ニゴロブナの内臓を除き、塩に漬け込んだ状態をいう。
内臓をうまく取り出すには技術が必要で、塩切りのフナがあれば、ふなずし作りに取り組みやすいことから、消費拡大を狙い販売を企画した。

県水産課によると、琵琶湖のニゴロブナ漁獲量は1990年には143トンだったが、外来魚の繁殖などで年々減少。97年には18トンにまで落ち込んだ。
フナの値段高騰で、ふなずしを漬ける家庭が減り、作り方の伝承も途絶え気味という。
ただ、県と漁連などが外来魚の駆除やニゴロブナの稚魚放流に取り組んだ成果もあって、2008年には39トンまで回復している。

塩切りは1キロを4000円前後で、沖島、彦根市磯田、西浅井の各漁協で販売する。
ふなずしを作るには、夏場に塩切りを洗ってご飯に漬け込み、数カ月発酵させる必要がある。
希望者には飯漬けも指導する。
漁連は「自分でつくる琵琶湖伝統の味は格別。ふなずし作りにぜひ挑戦してほしい」としている。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100510000177&genre=O1&area=S00
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