鼻の中に寄生する新種のヒルが発見される…ペルー
ヒルと言うと、沼や川などに生息していて、人間の足などに貼り付いて皮膚から吸血する気持ちのよくない生物です。
そのヒルに新種が発見されたのですが、なんと怖いことに寄生する場所が鼻の中だと言います。
ttp://image.blog.livedoor.jp/laba_q/imgs/c/2/c2379870.jpg この新しい鼻腔に寄生するヒルは、科学者の国際チームによって確認されました。
動物や人間の開口部位から入り込み、粘膜に張り付くそうです。さらに鼻腔だけでなく、目や性器なども含むそうです。
この新種には暴君と言う意味の「Tyrannobdella rex」と言う名が付けられました。
最初に発見されたのは2007年で、川で泳いでいた少女の鼻の中から見つけられ、
ペルーの医師が取り出してアメリカの動物学者に送って調べてもらったそうです。
あごが1つで、とても大きな歯を8本持つなど、とても珍しい特徴を持っていたことから、すぐに新種と判定されました。
その後DNAを研究するチームを派遣して調査に当たったところ、
このヒルの発見により生物の進化についての樹形図を大いに助けることになるかもしれないことがわかりました。
現在世界中で600種から700種のヒルについて記述されているそうですが、
実際には1万ほどの種類があると科学者たちは信じているようです。
このヒルの寄生により死に至ることはないそうですが、鼻腔に何週間も寄生すると言うから、
想像するだけででも身震いしてしまいますね。
http://labaq.com/archives/51436558.html