志摩市志摩町の「あわび奉納実行委員会」(東岡保実行委員長)は十日、漁の安全と豊漁を祈願し、
同町特産のアワビ十キロとサザエ十キロなどを伊勢神宮内宮に奉納した。同市や観光協会、
漁業関係者らでつくる同実行委員会が毎年実施し、ことしで十七回目。
この日は、大口秀和志摩市長をはじめ白い磯着姿の海女やそろいの法被を着た実行委員ら
十七人が参列。大きく「祝あわび奉納 あわび王国志摩町」と書かれた横断幕を掲げ、アワビとサザエ、
アラメが入った竹かごを宇治橋を渡って運び入れ、神楽殿に納めた。
東岡実行委員長(62)は「全国的に志摩産のアワビの評価は高い。特に二百侃覃_前後のサイズが
好まれる」と話していた。海女漁の漁期は三月中旬から九月中旬までで、ことしの三月現在の
海女従事者は三百人。同町片田や布施田、和具など五地区の水揚げ量は毎年三十トン余という。
ttp://www.isenp.co.jp/news/20100411/news02.htm