社民福岡県連「ついでに」朝鮮学校で常任幹事会
社民党福岡県連は18日、月1回開く定例の常任幹事会を北九州市八幡西区の
九州朝鮮中高級学校で開いた。
「高校無償化問題で同校を視察するついでだった」と説明している。
常任幹事会は、県連副代表の県議や県内の2市議ら計12人が出席し、午後3時か
ら約1時間、校舎1階の会議室で開かれた。米軍普天間飛行場移設問題や参院選
の準備、行事日程などの議題を話し合ったという。
県連によると、常任幹事会は通常、福岡市内の県連事務所や県議会棟で行ってい
るが、この日は同校の視察や教師らとの意見交換会を予定していたため、県連側か
ら学校側に場所の提供を申し出たという。
場所提供について、金鐘大校長は「視察のついでで深い意味はない」としている。また、
豊島正章・県連幹事長は「福岡市で幹事会を行った後、学校まで移動するのが大変
だった。会議室を借りたことがおかしいとは思わない」と説明した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100318-OYT1T00990.htm