深夜に若い女性狙いふん尿かけた疑い、男逮捕へ
埼玉県南部のJR線沿線で、若い女性が何者かにふん尿や嘔吐(おうと)物などをかけられる事件が相次ぎ、
同県警に別の強制わいせつ容疑で逮捕された男が、事件への関与を認める供述をしていることが17日、分かった。
捜査関係者が明らかにした。県警は18日にも、男を暴行と器物損壊の容疑で再逮捕する方針。
捜査関係者によると、関与を認める供述をしているのはさいたま市南区辻、会社員阿部和弘容疑者(31)で、
1月下旬から2月上旬にかけ、さいたま市南区などで、徒歩で帰宅途中の20〜30歳代の女性3人に
ふん尿を投げつけた疑い。調べに対し、阿部容疑者は「自分の大便や小便などをためて、女性にかけた。
ストレスがたまっていた」などと供述しているという。
さいたま市や同県蕨市など同県南部のJR京浜東北線や埼京線の沿線では、2008年11月以降、
線路近くの路地などを歩いていた10〜30歳代の女性が、紙コップなどに入ったふん尿などを頭や衣服に
かけられる事件が30件以上発生し、県警が捜査していた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100318-OYT1T00068.htm 阿部容疑者は2月下旬、昨年10月にさいたま市南区のJR南浦和駅近くで、女性を脅して胸を触ったりした疑いで、
強制わいせつ容疑で逮捕されていた。