独女:『モテキ』はイライラする、読んでいる男は許せない、ファンタジーは困る。イライラ
「モテキ」とは、童貞のまま30代に突入しようとしている主人公・幸世に突然訪れた“モテ期”を描いたラブコ
メディ。メガネで恋愛にヘタレという草食系男子のお手本の様な主人公が、美女達にモテまくるというキャッ
チーな内容が人気を集め、コミックも3巻まで発売されている。
(略)
かつてのラブコメの主人公であったヘタレ男子達は、モテ無いなりに一生懸命努力をする姿が愛らしく、男性
は共感をし、女性は母性本能をくすぐられた。それに比べて、幸世は女の子から飲みや旅行に誘われるなど、
それなりにモテているのに「どうせ俺なんかダメだろう」と一歩を踏み出せず恋のチャンスを逃してしまうのだ。
「アクションを起こすのは全部女性から。自分の間違いに気付いた時には、女の子には別の相手が…」という
間の悪さと、その後に「女はよく分からない」と自己完結してしまう所もイライラさせる。
また、ライターの望さん(仮名/32歳)は「『モテキ』自体というより、『モテキ』を読んで喜んでいる男性がムカ
つきますね」と話す。「登場する女の子の誰が良いとか、自分の経験と似てるとか嬉しそうに話す男性が最近
多いんですよ。あの漫画は言わば男にとっての“ファンタジー”。世の男性がこんなに受身になられたら困りま
す」と「モテキ」に影響される男性が増加している事を嘆いた。
(略)
独女達も「モテキ」を読んで、いかに男性が受身で一押しを女性に求めているかを知ってほしい。「気になる人
といい感じだけど前に進めない…」と悩んでいる人は、もしかして相手が幸世の様に“ネオ・ヘタレ男子”だから
かもしれない。
http://news.livedoor.com/article/detail/4653176/