ヤクルトの“爆乳右腕”エウロ・デラクルス投手(25)=パドレス=が、160キロの剛球で開幕ローテ入りへデモンストレーションする。
11日のオープン戦・西武戦(神宮)での先発テストが決定。結果を残せば、一躍先発枠に急浮上する可能性もある。
アピールの絶好機が来た。相手は08年日本一のレオ打線とあり、不足はない。
「ゲームではとにかくストライクを投げて、打者を打ち取り、勝つだけ。先発はもともとやっていたし、言われたらやるだけです」。
この日は神宮室内練習場で軽めに調整。時折、真っ白な歯をのぞかせながら、意気込みを語った。
外国人の先発枠は残り1つ。9日には本命のバーネット、10日には対抗馬の李恵践が先発する。
大穴助っ人が2人に勝つためには、やはり最速164キロの速球でインパクトを与えたいところだ。
「160キロだったらシーズンに入ればすぐに出る。神宮はスピードガンが出やすい? もしかしたら出るかもね」。
来日後の最速は153キロだが、一気の大台突破を豪語した。
昨年はリリーフに専念していたこともあり、首脳陣は基本的には中継ぎとして計算している。
デラクルスは「10回でも何でも、投げろと言われれば投げる」と、推定胸囲120センチの胸を大きくそらせて、
スタミナ面の不安も一掃。逆転当選へ、自信満々だった。
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