「ドレイクの方程式」は1961年に米国の天文学者フランク・ドレイク氏が、銀河系内に地球外生命体がどの程度存在するのかを
推定するために考案した方程式。7つのパラメータから数字を導き出すもので、ドレイク氏は計算結果から「銀河系内に
コミュニケーションが可能な地球外生命体がいる星は10個」と推定している。
これを広い意味で解釈すると、コミュニケーション可能な生物がどれくらい存在するかを推定するのが「ドレイクの方程式」。
バッカスさんは、方程式に埋め込む数字を英国の人口や女性の数に置き換えることで、「自分が求めている女性がどれくらい
存在するのか」を弾き出せると考えた。
問題は「ロンドン在住の大卒女性で、自分が魅力的だと感じる女性の割合」という項目。バッカスさんは「これは推定するのが
難しいパラメータ」と認め、少しアバウトだが「大まかに考えて、大卒女性の5%としましょう」としている。
バッカスさんが求める女性を英国人に限ると、約3,000万人(英国の人口は約6,000万人)のうちの26人が潜在的な「理想の彼女」
ということだ。さらに「ある晩、ロンドンで26人のうちの1人に出会う確率」を計算すると、0.0000034%という結果。この数字に
バッカスさんは「励みにもならない」と、ウォーリック大学のホームページにつづっている。
(抜粋)
http://www.narinari.com/Nd/20100112912.html