津市中央の郵便事業会社津支店(小林弘章支店長)と津中央郵便局(早田静民局長)は一日、
同局構内駐車場で「平成二十二年年賀はがき元旦配達出発式」をした。明治時代の衣装に
身を固めた職員二人のほか、百五十人の配達員が勢ぞろいする中、同市商業団体連合会
鯉江盈会長ら来賓参加の下、関係者によるテープカットがあり、局員らは一斉に元旦配達に出発した。
式典あいさつで、小林支店長は「五百六十七万通に及ぶ、昨年より二万通ほど上回る年賀状の
準備をしてきました。皆さまのご尽力に感謝するとともに、責任感を持って確実に各ご家庭へ
お届けする任務を果たしてほしい」と述べた。
鯉江会長は「大みそかまで膨大な年賀状のお世話をいただき、市民として心からお礼申します。
誇りを持って皆さま方の元へお届け願いたい」と話した。 明治の時代衣装の松本諭二さん(40)と
藤原伸生さん(37)は、交差点を地下足袋姿で走って国道を渡り、鯉江会長宅へ郵便を届け、
「あけましておめでとうございます」と夫人の弘子さんに手渡した。藤原さんは「楽しみながら、
役目を果たしています」と話していた。
ttp://www.isenp.co.jp/news/20100103/news04.htm