FIFA規律委員会は15日、アルゼンチン代表マラドーナ監督(49)に2か月の活動停止と
罰金2万5000スイスフラン(約220万円)を科した。
10年南アW杯出場を決めた10月14日のウルグアイ戦直後、
テレビ中継中に報道陣や評論家を放送禁止用語連発でののしり、問題となっていた。
処分は即日発効。試合以外の職務にも適用されるため、
W杯参加国の全監督が集結する12月4日の南アW杯抽選会(南アフリカ・ダーバン)に出席できない。
スイス・チューリヒのFIFA本部に呼び出された神の子は、約20人のファンに見送られて規律委員会に諮られた。
約40分の事情聴取はひたすら謝罪。94年米国W杯で禁止薬物使用違反で大会追放など3度の“前科”があるだけに、
1年間のベンチ入り停止となってW杯の指揮も無理か、との予想もあった。
しかし意外に?しおらしい態度で最悪の事態を免れた。
抽選会だけでなく、代表の練習や12月16日のチェコ戦の指揮もできず、来年1月15日まではおとなしく過ごすしかない。
6月まで問題を起こさず、16年ぶりのW杯に登場することができるのか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091116-00000243-sph-socc