米Googleは11日、これまで社内で進めてきたという、
Webページ読み込み速度を高速化するプロジェクト「SPDY」(スピーディーと読む)を公開し、
Webコミュニティへの参加呼びかけを行った。
SPDYは、Webコンテンツを転送するためのアプリケーションレイヤープロトコルだ。
遅延を最小化するために、多重化ストリーム、リクエストの優先順位付け、
HTTPヘッダ圧縮などの機能を使用する。
SPDYプロジェクトが実験室環境で行った実験の結果によると、
上位25サイトをホームネットワークをシミュレートして読み込んだところ、
ページ読み込み速度は現時点でも55%高速化されたとしている。
SPDYは今後、実環境のもとでパフォーマンスの評価を行う必要がある。
そのため今回、ドキュメントやソースコードを公開し、
Webコミュニティへのプロジェクト参加を呼びかけている。
ttp://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091113_328777.html