バンダイは戦国武将をイメージしたランチボックス「戦弁当(いくさべんとう)」を11月下旬より順次発売する。
デザインは3種類で、それぞれフタに女性人気が高い「真田幸村」「直江兼続」「伊達政宗」の家紋や代表的な言葉をあしらった。
職場へ弁当を持参する節約志向の人向け。希望小売価格は女性用2段タイプ(総容量500ml)が1470円。
各デザインとも女性用2段タイプのほか男性用の1段タイプ(850ml)、2段タイプ(860ml)が選べる。
色は戦国の甲冑(かっちゅう)を思わせる黒を採用し、場所を選ばない大人向けの弁当箱に仕上げた。
真田幸村のデザインは、真田の家紋「六紋連銭」の一部に、幸村が「大阪夏の陣」の直前に
親族に出した手紙の一部「さだめなき 浮世に候へば一日さきは 知れず候」、さらに雪村のかぶとをあしらっている。
直江兼続は家紋「三つ盛亀甲に三枚葉」に、兼続が執政にあたって心の片隅に置いたとされる言葉「天の時 地の利 人の和」をあしらった。
伊達政宗は眼帯にあだ名の「独眼竜」、政宗が晩年残したとされる詩の一部「馬上少年過 時平白髪多(馬上少年過ぐ 世平らかにして白髪多し)」をあしらっている。
女性用2段タイプは上段が270ml、下段が230ml。防汚剤を添加しているほか、フタを外せば電子レンジにかけられる。
はしつきで、上下段を合わせた大きさは167×66×88ミリ。弁当箱の素材はポリプロピレン、フタは樹脂製。
大型雑貨店やスーパー、量販店の家庭用品売り場で購入できる。
なお、バンダイは今後、弁当箱に関する専門サイトで、歴史や戦国武将にまつわる弁当用レシピも紹介する予定。
■関連情報
・バンダイのWebサイト
http://www.bandai.co.jp/ http://wol.nikkeibp.co.jp/article/news/20091111/104811/ バンダイ、戦国武将をイメージした弁当箱「戦弁当」を発売、真田幸村、直江兼続、伊達政宗の3デザイン
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/news/20091111/104811/bento.jpg