神奈川県警平塚署は26日、同県平塚市万田、自称会社員高橋佑夫(ひろお)容疑者(36)を恐喝未遂容疑で逮捕した。
高橋容疑者は同日、共犯者の初公判を傍聴。
検察側が共犯として高橋容疑者の名前を出したところ、「それは俺だ」と名乗り出たため逮捕された。
発表では、高橋容疑者は8月22日、「消火器が勝手に噴射し、家が汚れた」と消火器販売会社に電話。
事実確認のため自宅を訪れた社員2人に対し、友人の同市真田、会社役員佐藤玄太被告(38)と共に
「粗悪品を売るな。消火器で頭を割ってやろうか。家の補修には200万円かかる」と恐喝しようとした疑い。
佐藤被告は9月1日に恐喝未遂容疑で逮捕、起訴され、高橋容疑者は同3日に指名手配されていた。
この日、横浜地裁小田原支部で開かれた佐藤被告の初公判で、高橋容疑者が名乗り出たため、
検察事務官が同署に連絡。駆けつけた署員に逮捕された。
高橋容疑者は「修理代の請求は正当だ」と、容疑を否定しているという。
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