台風20号は24日夜、沖縄・先島諸島の南海上を北東へ進んだ。
気象庁によると、沖縄本島が風速15メートル以上の強風域にほぼ入った。
20号は今後、沖縄本島の南海上を東北東へ進む可能性がある。
同庁は大雨や高波に注意を呼び掛けた。
20号は25日午前0時、宮古島の南南東約200キロにあり、ゆっくりと北東へ進んだ。
中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル。
風速25メートル以上の暴風域が復活し、半径70キロ以内が暴風域。
北側430キロ以内と南側370キロ以内が強風域。
沖縄・奄美地方では25日にかけ、台風や前線の影響で局地的に激しい雨が降る恐れがある。
25日午後6時までの24時間予想雨量は、多い所で、沖縄地方が150ミリ、奄美地方が100ミリ。
土砂災害や河川の増水にも注意が必要。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009102500018