▲ワコールスレ▲ 木工品ニューカヌマ流行の恐れ

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 「木工の街」として知られる鹿沼市の商工会議所や木工製品メーカー4社が、東京のデザイン会社と共同で、
デザイン性を高めた新製品=写真=を開発、「ニューカヌマ」のブランドで売り出す。
住宅内から和室が減るなどの影響を受けて木工品の売り上げが落ち込む中、木工業の活性化と木工製品の販路拡大を図りたい考えだ。

 新製品は、風呂おけや脚立、せっけん置き、コートハンガーなどの日用品11種類。
これまでも同種の製品は製作していたが、今回は下着メーカー「ワコール」の子会社に依頼して形や色などを見直し、
木の素材を生かしたシンプルなデザインに刷新した。
価格は、せっけん置きの800円からコートハンガーの3万円まで。
開発費は、日本商工会議所などから約2000万円の補助を受けた。

 今年6月に東京ビッグサイトで行われた展示会に出品したところ、約30社から問い合わせがあるなど評判は上々。
現在、東京都内の百貨店など5社程度と交渉を進めており、来春にも販売を開始する予定だ。

 鹿沼商工会議所の入江史朗振興課長は「多くの人に鹿沼の木工品の良さを理解してもらえた。
新ブランドを起爆剤に『木工の街鹿沼』を復権させたい」と意気込んでいる。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20091018-OYT8T00869.htm