【中国】 荒れ野に棄てられた赤ちゃん、全身を蛆にたかられる

荒れ野に棄てられ、発見時に全身に蛆虫がたかっていた女の赤ちゃん―広西チワン族自治区

13日午後、広西チワン族自治区柳州市の、ふだんは足を踏み入れる人もない山の斜面で、女の赤ちゃんが見つかりました。
赤ちゃんは気息奄々。そのうえ皮膚の至るところに潰爛している箇所があり、たくさんの蛆虫がたかっていたそうです。
赤ちゃんを発見したのは、同市柳東新区に住む村民で、この日午後4時半頃、
三門江大橋からさほど離れてない場所で野草の果実を摘んでいたところ、
鬱蒼と茂る樹々のなかに赤ん坊が棄てられているのを見つけました。
赤ん坊は女児で、裸の上に一枚のぼろ切れを巻いただけ。さらに見つからないようにするためか、
木の葉や枝などで半分ほど覆い隠されていたといいます。

村民は女児の全身に蛆虫がたかっていたことから、死んでいるものと思い、警察に通報しました。
柳東公安分局の民警が現場に駆けつけたところ、女児に微かに息があったため、救急車を手配。
女児は柳州市人民医院に運ばれました。
病院では、児科新生児重症監護室(NICU)で救命処置をおこない、現在も危機を脱してないため手当が続けられているといいます。
女児は腎機能がひどく衰弱しているほか、感染症に罹っています。
現在、病院では口座を開設、義捐金を募っています。

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