心理治療センター職員であるパク某さん(32)は昨年8月、結婚仲介会社の紹介で
イ某さん(27、女)に会った。2人は夕食をとり、カラオケに行ってから午後11時ごろ、
パクさんのオフィスに移動した。パクさんはイさんとしばらくコンピューターゲームをした
後、DVDを見ようと提案した。しかしイさんが家へ帰ると言って起き上がると、自分の
得意である催眠をかけることにした。
イさんが断るとパクさんは「催眠をすれば頭がすっきりして雑念が消える」と説得した。
イさんが仕方なく椅子に横になると「ブラックホール!あなたはもっと深い催眠に陥る
でしょう。私の手があなた体に触れれば、たちまち快感を得るでしょう」と催眠を試みた。
その後、パクさんはイさんが催眠にかかったのを見届けてキスをした。しかし実際には
イさんは催眠にはかかっておらず、パクさんの行動をすべて見ていた。イさんはパクさんを
強制醜行の疑いで告訴した。 略式起訴されたパクさんは正式裁判を請求し
「唇にそっとふれただけでキスしたわけ ではなかった」と無罪を主張した。
しかしソウル中央地方裁判所刑事17単独イ・ジェソク 判事はパクさんに
罰金300万ウォンを宣告した。 裁判部は「被告人と被害者の食い違った供述、
事件当時の情況などを考えた結果、 被害者の供述の方がより信憑性が
あると認められる」と説明した。
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