ガンダム・富野監督、Genographic Projectに参加決定!
今年で放映30周年を迎える『機動戦士ガンダム』。
その生みの親である富野由悠季監督が、米ナショナル ジオグラフィック協会が支援する「Genographic Project(ジェノグラフィック・プロジェクト)」へ参加を表明した。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090727/1027960/01_px250.jpg 世界各国の人々のDNAを採取し、その特徴を調べるジェノグラフィック・プロジェクト(画像クリックで拡大)
ジェノグラフィック・プロジェクトは、世界各国の人々のDNAを採取し、その特徴を調べることで、
東アフリカで誕生した現生人類がどのような経路を経て、世界中に広がっていったのか、そのルートを検証するものだ。
米ナショナルジオグラフィック協会付き研究員であるスペンサー・ウェルズ博士がリーダーとなり、2006年から実施しているビッグ・プロジェクトである。
DNA解析に参加した人は、自分の祖先がどのようなルートを通って、移住してきたのかを知ることができる。
富野監督がこのビック・プロジェクトに参加することになった。
専用の綿棒を使い、頬の内側の粘膜から採取した富野監督のDNAサンプルは、米国のジェノグラフィック・プロジェクト・チームによって解析される。
その結果は、日本科学未来館(東京都江東区)で開催している展示会
「地球と宇宙の環境科学展 消えた生き物の謎と秘密」(主催:日経BP社、日経ナショナルジオグラフィック社)の特設パネルで発表される。
一般公開は8月中旬になる予定だ。ガンダムファンなら、ぜひ押さえておきたい情報になるはず。
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