ブーケトスを飛行機がキャッチ、エンジンに吸い込んで爆発し墜落。
日本でも一般的な慣習となった結婚式のブーケトス。
花嫁が天高く放り投げたウェディングブーケを独身女性が受け取れば「幸せを分けてもらえる」「次に結婚できる」などと言われている。
しかし、先日イタリアで行われた結婚式では、この幸せなイベントが一転して悲劇をもたらしてしまった。
地元紙コリエレ・デラ・セーラは、ブーケが軽飛行機のエンジンに吸い込まれ、近くのホテルに墜落したと伝えている。
この事故は、7月11日にイタリア北西部リボルノで起きた。
この日に結婚式を挙げた新郎新婦は、一連の儀式を執り行った後、ちょっとしたサプライズを計画。
軽飛行機をチャーターし、集まった独身女性たちの上を軽飛行機が通り過ぎる時に、空からブーケトスを行おうとしたのだ。
晴れの舞台を盛り上げ、集まってくれた招待客とこの幸せなひと時を分かち合い、胸に刻み込むはずだった。
そして予定通り、集まった女性たちの上を通過するタイミングでブーケを投下。
すると、女性たちに向けて放たれたブーケは、乗っていた軽飛行機のエンジンに吸い込まれてしまった。
ブーケをキャッチしたエンジンは爆発して炎上し、軽飛行機はそのまま制御を失って近くのホテルに激突。
幸せな儀式が一転して悲劇となってしまったのだ。
ホテルには50人の宿泊客がいたとされているが、幸いにもけが人はなし。
また、軽飛行機側にけが人は出たものの、死者は出なかった。
同紙の報道を受け、欧州を中心とした世界中のメディアもこのニュースを報じた。
その1つであるイラン国営放送局PRESS TVの公式サイトには、「どうしてこんなことが起きたのか。どのくらいの高さで軽飛行機は飛んでいたんだろう」「招待された女性たちは、誰も次に結婚できないと思う」といった読者からのコメントが寄せられている。
http://news.livedoor.com/article/detail/4251380/