10日に県が建設工事の入札公告をした新内海ダム建設問題で、
金子一義国土交通相が12日、建設予定地の小豆島町神懸通の内海ダムを訪れ、
県職員らから説明を聞いた。
北原義則・県土木部長や坂下一朗・小豆島町長らが説明。
別当川の治水や地元の利水の両面から新ダムの建設は必要で、
新ダムができれば、これまで日量約1000トンだった水の供給量を2倍にできるなどと述べた。
この日は、地元の建設推進派の住民や地元選出の国会議員、県議、市議ら約50人も訪問。
「内海ダム再開発事業は必要不可欠。一日も早い完成に向けた配慮を」
などとした要望書を手渡した。金子国交相は
「地域の人にとって本当に必要な施設だと改めて感じた。
皆さんと力を合わせて、必ず作ります」などと話した。
同ダム建設を巡っては今年2月、国が強制収用の妥当性を認める事業認定をし、
県も今月中に県収用委員会に裁決を申請、認められれば強制収用が可能になる。
一方で、反対派の地元住民らは、先月30日、
国に対し事業認定の取り消しを求めて提訴している。
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