画像は7月1日、米空軍が発表したステルススーパーカー「ベイパー(Vapor)」。
ベイパーはフォード社製のスポーツカー「マスタング」をベースに車体をカーボンファイバーで
作り直した上で更に、(本当かどうかは判らないが)レーダー波吸収用の特殊なステルスコーテ
ィングを施したもので、レーダーからの隠蔽を可能とするだけでなく「サイレントモード」で
走行させた場合、走行時のエンジン音さえも消して無音走行も可能なため、黒い車体とも相まって
夜間に走行した場合、周囲からまったく気づかれることなしに走行することが可能という特徴を持つ。
画像下の黒いコックピットはこのベイパーの内部を撮影したものとなる。この映像は暗くて良く
判らないが、操縦はダッシュボード部分に設置された外部モニター画面(暗視モードも装備!)と
ヘッドアップディスプレイを使って行うという凝りようだ。
コックピット内部に関してもっと凄いのはベイパーと同時に製作された「X-1」の方かもしれない。
X-1は外見は普通の白いスポーツカーとなるが、その内部には戦闘機で採用されている(本当に機能
するかは判らないが)射出座席(イジェクション・シート)が装備され、操縦も戦闘機と同じスティ
ックで行うなど、戦闘機と見間違うような改造が施されている。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200907031320&lang=