全農林の資料廃棄、確認作業に着手…農水相会見
農林水産省のヤミ専従問題が発覚した今年3月中旬以降、全農林労働組合の指示で、
組合関係の資料が大量に廃棄されていた問題で、石破農相は22日午前の閣議後の記者会見で、
確認調査を始めたことを明らかにした上で、
「(大量廃棄が)組織的、計画的に行われたものだったのか把握しなければいけない」と述べた。
また、東海農政局が、管内で大量の資料を廃棄した組合側に抗議したことについて、
「労使ともに協力して(ヤミ専従の)実態を解明することになっている中、そういうことがあったとしたら極めて問題なので問いただした」
と抗議した背景を説明した。
この問題を巡っては、複数の職員が、ヤミ専従問題発覚後、組合側から資料廃棄を指示されたと証言。
全農林側は、同時期に全国の少なくとも5か所の出先事務所で資料廃棄が行われていたことを認めているが、
「庁舎の耐震工事などにあわせて整理しただけ」と説明している。
(2009年6月22日11時40分 読売新聞)
ソース
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090622-OYT1T00459.htm?from=main4