タカラトミー、日活と提携 玩具キャラを映画化
タカラトミーは邦画大手の日活(東京・文京)と資本提携し、玩具などのキャラクターを映画化する。月内に約3%出資するほか制作費の一部を負担する。
日本を含むアジアで映画を上映し関連玩具の拡販につなげるのが狙い。
バンダイナムコホールディングスも東映と資本提携しており、両業界がコンテンツを軸に相乗効果を模索する動きが広がってきた。
タカラトミー子会社のティーツーアイエンターテイメント(T2i、東京・中央)は30日付で、日活の発行済み株式の2.83%を約2億円で取得する。
タカラトミーや同社のアニメ制作子会社、竜の子プロダクション(東京都国分寺市)が持つキャラクターを日活が映画化する。
「リカちゃん」などのキャラクターのうち、どれを映画化するかは未定。年に1作品のペースで制作し日本だけでなく海外でも上映する。