クマ駆除に向かった猟友会ベテラン、クマに殺される

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1 番組の途中ですがアフィ禁止です
クマ駆除に出かけた男性が死亡 襲われた傷跡か 青森

 5日午後0時20分ごろ、青森県深浦町の山中にクマの駆除に出かけたまま
行方不明になっていた同町深浦、無職出口哲夫さん(65)が杉林の中で倒れているのを、
県警などの捜索隊が見つけた。出口さんは既に死亡していた。
顔や手足に引っかかれたような傷があり、
鰺ケ沢署はクマに襲われた可能性が高いとみて詳しい死因を調べている。

 同署によると、出口さんは2日、1人で同町の県道(旧弘西(こうせい)林道)沿いの山中に
ツキノワグマの駆除に入り、その後、行方がわからなくなっていた。
遺体が見つかったのは同町の小箱峰林道付近で、旧弘西林道で見つかった
出口さんの車から約600メートルの地点。
遺体から約30メートル離れた所で、出口さんのライフル銃1丁も見つかったという。

 旧弘西林道は白神ラインとも呼ばれ、観光客にも人気の白神山地を通っているが、
今の時期は閉鎖中で一般の人は入れない。
出口さんは県猟友会深浦支部の支部長も務めるベテラン。
猟友会関係者の話では、この春は山中にえさが少なく、危険性が高いという。

 同署管内では、年に数件、クマの目撃情報が寄せられている。
http://www.asahi.com/national/update/0505/TKY200905050126.html